2010年7月8日木曜日

ミライでの人と人の関係はどうなる?

こんばんは。
上海旅行→風邪でダウンのため、久しくブログ更新を怠っていました。ごめんなさい。
水曜日コラム担当(風邪だったため今週は1日遅れの木曜ですが;)の倉田です。

ほんとは上海万博についてのコラムを書こうと思っていたのですが、予想以上の混雑により万博を断念しました。(柴田の記事を参照)

というわけで、今回はミライにおける人々のつながりかたについて書きたいと思います。

当たり前のことですが、時代が進むにつれ、どんどん便利な世の中になっていきますよね。
今まで人が行ってきたことを機械であったり、ロボットであったり、そのような人に代わるものが行うケースが増えます。
現段階でも工場では手作業でなく、ほとんどを機械で大量生産している時代です。

じゃあこのままいくとどうなっていくのか?
例えばファミレス。注文をわざわざウエイターが取りにくることもなくなり、手元のタッチパネルで注文可能であったり、料理を作るのも運ぶのもロボット…というようになっているかもしれません。
もしかしたら在宅で授業を受けれることが可能になったら学校に通うという概念すらなくなるかも。
これはあくまでもあたしの予想です。でも世の中に便利になるにつれて、人同士のつながり(出会い)が薄れてしまう(少なくなってしまう)のでは?と思うとちょっとさみしい気がします。

と、ミライについて考えてみたらちょっとさみしくなってきましたが、ミライでの人々のつながりの場の一つとして「ミライの住宅」について考えたいと思います。

参考にした本は、博報堂が出している「広告」(2009年11月・1月合併号)という雑誌。ミライPJメンバーはみな持ってます。
この雑誌、10年後のミライについて様々な観点から記事が書かれていて、とても面白いです。





ここに書かれている「ミライの住宅」についての記事を紹介したいと思います。

2020年、人々はどのような家に住んでいると思いますか?
一家に一台ロボットがいて、身の回りのこと何でもやってくれる。
壁全部がタッチパネルになっていて全て管理してくれて外に出る必要なんてなくなってるかも。

この記事を読む前、あたしはそう思っていました。でもこれによるとミライの住宅は、そんな無機質のものではなく、もっと人同士のつながりを重視した「コレクティブハウス」という集合住宅になっているんです。
この「コレクティブハウス」とは、各世帯が独立した住戸に住みながら、それとは別にキッチンやリビング、ランドリーなど、様々な共有スペースを持つことで、住む人同士が緩やかな関わり合いを持って暮らすことができる住宅なのです。
例えば夕飯の時間。
住人が順番ごとにその日の料理を担当する。参加は自由で、もちろん自分だけの部屋で食べてもOK。事前予約制で、ちょっとみんなとご飯食べたいなと思ったら予約すればよい。
世帯構成や世代も様々。
子供は親以外の大人や他の子供たちとの生活の中で社会性を身につけていくし、子育て世代は育児の不安を相談し、共有できます。また年配の人たちは若い人たちと暮らすことで、精神的なハリを得たりします。
こう考えるとミライの人々は、普通に生活していたら出会えなかった新しい人々と出会い、血縁等関係なく、かけがえのない関係が育まれていくんですね。なんかあったかいw


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