2011年5月2日月曜日

懐かしい未来

こんにちは!

昨年度に引き続き、ミライ班になりました(現段階ではまだ内定ですが)tomyです。

さてさて、皆さんは「未来」と言えば何を思い浮かべるでしょうか??

最先端技術??空飛ぶ車??ロボット??何でも自動化??

等々、すごく技術が発展して、ハイテクでかっこいい世界が未来だと考える人は多いと思います。

僕も去年はそんな風に考えていました。

しかし、昨年度、MIRAI TWEET COMPANYで、多くの人々に未来の社会像を考えて頂いたときに

「未来でも日本の伝統技術を大切にした社会であってほしい」
「未来には農家で働く若者が増えていてほしい」
「もっと人と人がつながるような社会が望ましい」

などと、未来になっていく上で、日本が大切にしてきた伝統であったり、風習であったり、人との付き合い方を尊重してほしいという意見をたくさん頂きました。

それらの意見に僕も大変共感したので、これからの未来の社会は、物質的な満足をより得ることができるだけでなく、心も満足できるようなハートフルな世の中になってほしいと思うようになりました。

そんな時!おもしろい言葉を発見しました!

題名にも書いた「懐かしい未来」という言葉です。

普通なら、「懐かしい」という言葉は「過去」に使うと思っていましたが、「未来」という言葉に掛けているところがすごくいいと思いました。
この「懐かしい未来」という言葉は自分が考える未来を一言で説明してくれる言葉だと思いました。

実は「懐かしい未来」というのは実際のNPO法人の名前であり、「人と人、人と自然、そして内なる自分とのつながりを深めるようなもう一つの未来=懐かしい未来を、日本そして世界で実現していくために、グローバル化に代わるローカル化、コミュニティの再興、伝統智の見直し、深くて包括的な学びのプログラムづくり・場づくりに取り組んで」いる団体の名前です。

このような取り組みがNPO法人だけでなく企業が、そして社会全体が行うことができればと思いました。



活動内容など詳しくはホームページをご覧ください。

と、僕の想いを述べてきましたが、

最後に、

皆さんも未来を考えるときは

「もっとこうなれば便利な世の中になるから、未来はこうなってほしい」

と考えるだけでなく、

「今、あるいは昔の社会ではこんなに良いところがあるから、この良いところを受け継いでいく、また、見直していく未来になってほしい」

と考えてみると面白いかもしれませんということを言って終わりにしたいと思います。