2011年6月23日木曜日

リシュルート

こんにちは!tomyです。

今回は集合知と呼べるサービスか微妙なところなのですが、アナログでクラウドソースを利用したサービスを紹介したいと思います。

タイトルにも書いたとおり、慶應生なら誰もが知っているだろうリシュルートです!

リシュルートとは、慶應義塾大学の講義情報が掲載された雑誌です。

慶應義塾大学の主に日吉キャンパスにて実施される講義について、前年度の受講生からのアンケートを基に講義内容、難易度、試験形式等を掲載した情報誌となっています。
学生団体である塾生総合研究所によって編集・発行され、毎年4月1日に発売されます。
履修申告期間前後にかけて東急東横線日吉駅ビル内の天一書房にて500円で販売されている雑誌です。

アンケートサンプル数や誌面の都合上、各学部共通の一般教養科目が多い日吉キャンパスの情報が記事の中心となっています。

http://www.jukusei.org/aboutus_resh.html


リシュルートができるまでの流れ

まず、各半期の後半(6~7月、12月~1月)に塾総メンバーが各教室を回り、手配りでアンケートを配布し、書いてもらったものを回収していきます。

次に回収したアンケートをもとに、結果を集計します。
アンケートに記入されている数値の平均値を抽出し、出欠確認の方法や試験、レポートに関する情報をまとめ、編集しなおし、その授業の履修情報を確定させていきます。

そして、アンケート集計結果をもとに「充実度」や「単位取得」の項目を作成していくという流れです。

毎年かなり多くの学生がお世話になっているリシュルートですが、ネットでアンケートではなく、手配りでアンケートをすることによって、アンケートの数がかなり集まり、また、編集側がしっかりとアンケートの平均値をとっているということで、正確性もあり、人気があるのではないかと思います。

アンケートに答える側のインセンティブは、はっきりとどこにあるかはわかりませんが、学生たちは学生たちを大切にし、後輩想いなのでしょうか・・・笑

これからは集合知やクラウドソースに参加する側のインセンティブについても色々と調べていきたいと思います!