2010年6月30日水曜日

SB新30年ビジョン発表会

こんばんは。ミライPJメンバー(水曜担当)のくらです。
今回は、先週行ってきたソフトバンクの「新30年ビジョン発表会」について書こうと思います。

まず、この発表会なのですが、一言で言うとソフトバンクの今後の30年間の姿(目標)を孫さんが発表する、というものです。SB(ソフトバンク)ができてから今年でちょうど30年間、ではこれからの30年間で一体どのような会社になっていくのか、というのを孫さんがお話していきます。
これを一般人1000名が聞けるんです^^

で、SBの30年間での目標なんですが、これは孫さんが独自で決めるわけではありません。
フツーの企業って、社長が経営理念とかをほぼ単独で決めて、それを社員が忠実に従うというスタイルが多いと思うのですが、SBはそうではないんです。

では、どうやって決めるというと孫さんがSBの社員みんなの意見を聞くんです。
具体的には「今後30年間でSBをどのような会社にしたいか?」という質問を全社員に投げかけ、コンペさせるんです。何万といる全社員にです。それを一人一人ちゃんと聞くんですね。
全社員のコンペを聞き、孫さんは「人々に幸せを与える会社にしたい」という思いが、全社員共通にあるということに気付きました。

では、人々が思う幸せってなんだろう?孫さんは考えました。
でもそれは自分だけで答えを出すのではなく、多くのあらゆる人に聞いてみないとわからない!と考え、twitterを用いて人々にお題を投げかけました。

「あなたにとって悲しみとはなんですか?」
「人生で最も幸せを感じる時はいつですか?」

たくさんのtweetが返され、その結果”悲しみ=孤独”、”幸せを感じる瞬間=感動”という結果になりました。それによりSBの今後の30年間の目標は、「情報革命の力で、人々が抱える孤独を軽減し、更に感動を与える」というものに決定しました。

ここからはあたしの勝手な考えなのですが、この孫さんが新30年ビジョンを決めるまでのプロセスとミライPJでやろうとしていることは、かなり近いと思っています。
現在は、会社の経営理念を決めるのはそのトップにたつお偉い人。ミライについて考え、意見を述べるのは専門家や教授といった、ごく一部。でもそれでは偏ったミライ像しか出てこなかったり、多くの人が実感できるものではなかったりもします。

孫さんは「会社はみんなでつくっていくもの。そしてお客様がゆえに成り立つもの」と考えていたからこそ、全社員にコンペをさせ、そして人々が何を求めているのかtwitterを集めた。
ミライPJでも「ミライはみんなでつくっていくもの。そして今がゆえに成り立つもの」と考えているからこそ、現在twitterを用いてトライアルを行ったり、WSを行ったりするんですね。
改めてトライアルやWSの重要性(みんなでミライを考えていくことがいかに大切か)を実感することができました。

星にねがいを

実際に願いを叶える ワコム「願いを書こう Bamboo×七夕のキセキ」キャンペーンサイト


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短冊に願い事を書いて投稿すると、ワコムが願いを叶えてくれるかもしれないというキャンペーン。

「ねがいごと」を軸にしたコミュニケーションのスタイル、特設サイトのデザインや、短冊というインターフェースなど面白く、参考になる部分もたくさんあるのかもしれません。願い事と未来ってなんか近いものがあるような気がします。

でもそんなことより、応募して願い事が叶ってほしいなぁ~