2011年6月20日月曜日

ホームズくん史上最強の難問

こんにちわ、わたぬきです。

今回は集合知を使った過去のキャンペーンを1つ紹介したいと思います!

そのキャンペーンとは、「ホームズくん史上最強の難問」という、高級賃貸に2年間タダで住める権利を報酬にした超難問のクイズに挑戦するというものです。約1年前に都内でも渋谷や私鉄をはじめ各所で広告が出されていたため、ご存知の方も多いのではないでしょうか?



それでは、このキャンペーンのどこに集合知の要素があったのか紹介したいと思います。
この「ホームズくん史上最強の難問」で出された難問は、Mensaと呼ばれるIQが非常に高い集団の考案による問題だったため、非常に難度の高い問題となっており、1人の知恵で解答できるような代物ではありませんでした。そして何より、報酬が高級賃貸に2年間タダで住める権利であったために、このキャンペーンを知り、参加した人たちは、ネット上(2ちゃんねるが中心・特設サイトもあったがそちらはあまり機能せず?)で互いに知恵を出し合い、なんとか答えを出そうと試みました。この瞬間、「ホームズくん史上最強の難問」は集合知を用いたキャンペーン企画となったのです!
その集合知の結果、正解者はなんと789人にまで上り、企画側が想定していない結果にまで至ってしまったそうです。みんなで考え、みんなで同じ解答に行き着いたのですから、それだけの正解者が出てもおかしくないですよね!

この「ホームズくん史上最強の難問」というキャンペーンの中に、企画側が最初から集合知の要素を取り入れようとしていたのかはわかりませんが、結果的に集合知がここに生まれることになった理由として、やはり魅力的な金銭的報酬がそこにあったからではないかと思います。なんらかの報酬を獲得するために人々が集うというのはよくあることであり、それを利用することで簡単に集合知を利用することが出来ますが、僕たちミライ班がその金銭的報酬に頼るのもどうかと思うので、何か上手い手法を見つけなければですね笑

以上、集合知の参考になるようでならない紹介でした!

Quora, TED

こんにちは、morieですJ

今回は、集合知を生かしたHPとして、QuoraTEDをご紹介します

Quora

http://www.quora.com/

QuoraSNSの要素が入った、高品質をうたうQ&Aサービスです。Yahoo知恵袋の回答者が専門家バージョンとでも言えるでしょうか。ネット上のQ&Aサービスは他にもあると思いますが、他のサイトとの一番の違いは質問に対して、そのジャンルのトップが答えてくれるところです。

しかも、回答スピードが早く、アラート機能も充実しています。自分がフォローした問いに対して他ユーザーが回答する度にその旨がメールでアラートされるため、フォローするだけで高品質の情報が集まってきます。


一時期は誰でも登録できるようになっていましたが、今は登録するために、登録ユーザーから招待を受ける必要があります。招待制をとることによって高品質の回答が維持できるのかもしれませんが、一般に広まるためにはもしかしたら敷居が高いのかもしれません。

TED

http://www.ted.com/

TEDとはTechnology Entertainment Designの略で、アメリカのカリフォルニア州モントレーでTed Conferenceという講演会を主催しているグループです。

TEDの頭文字である技術、エンターテイメント、デザインはもちろん、今ではビジネス、科学、文化など様々な分野の著名人がTEDで講演会をしています。アル・ゴアや元米大統領のビル・クリントンもTEDでの講演経験があります★

講演はビデオ・オン・デマンドで無料配信され、誰でも登録なしに見ることができます。(上のURLから見られます)1つの動画は5~20分ほどのものが多いようです。動画によっては日本語の字幕をつけてみることもできます。

講演に関してのコメントをHP上に残すことができ、それに対しリプライをすることも可能です。

ときには講演者と閲覧者がやりとりをすることもあるようです。

普通はお金を払ってわざわざ会場に足を運ばなければ聞けない著名人の講演が、無料で家で見られるこのサイト、是非みなさんも使ってみてください♪♪

モバゲー

今回は社会人がよく使っていると言われるモバゲーというSNS(ソーシャルゲームですが…)について、なぜ社会人に人気があるのかを中心に説明したいと思います。
まず簡単にモバゲーとは、携帯電話向けのソーシャルネットワーキングサイト(SNS)のひとつであり、招待を受けずとも無料で登録することができ、オンラインゲームが楽しめるほか、日記・掲示板・アバター・メッセージ送受信・ゲームのチャットなどのサービスを提供しているといったものです。
現在のユーザー層は、10代、30代が3割、20代が4割、男女比で言うと、6:4で若干男性が多いくらい。ここ最近は、30代の伸び率が大きいらしく、また、アクセス時間のピークは22時台ですね。朝8時頃に少し山が来て、それより高い山が昼に来ます。その後18時頃からまた上り始め、22時~23時がピーク。夜中2時くらいまで徐々に下がる感じらしく、ユーザー層の割合とアクセスの時間帯からもわかるように、やはりメインとなって使っている層は働く社会人で間違いないようです。
では、なぜこんなにも社会人に人気があるのか、その理由に迫っていきたいと思います。

その理由を探していく中で、このような記事に出会いました。
「何のきっかけもなく誰かとコミュニケーションしたり、誰かに話しかけたりするのって、結構勇気いりますよね。例えば、SNSでいうと誰かのマイページに行ってそこにコメントを残すようなことはハードルが高い。でも、何かしらのきっかけや言い訳があれば楽ですよね。そのきっかけや言い訳がゲームだったのかなと思っていて、そのきっかけを上手に利用してくれたのが30代なのかなと思います。」
http://blog.nikkeibp.co.jp/wol/jyoshibu/2010/06/post-38.html

すなわち、社会人の方は、誰かとコミュニケーションをとりたいという欲求を実現するために、ゲームという都合の良い口実(きっかけ)をモバゲーの中に見出したために、モバゲーを積極的に利用したようです!

つまり、今回のミライ班においても、そういった都合の良いきっかけ・口実を作ることで、より多くの社会人の方を巻き込んでいけるのかもしれません。その辺を探っていきたいと思います。

OpenIDEO

こんにちは!

tomyです。今回は集合知を使ったHPの紹介をしたいと思います。

OpenIDEO

http://ec2-184-73-30-214.compute-1.amazonaws.com/

OpenIDEOは、スポンサー企業から寄せられた世界の社会的課題に対し、皆がオープンにアイディアや解決方法を出し合うサイトです。

以下のyoutubeでIDEOさんがこのサイトの説明をしてくれています。

英語ですが、イラスト満載でわかりやすいので是非見てください。





簡単にこのサイトの流れを言うと、まず、サイト上にスポンサー企業からお題が与えられます。(企業やお題は複数あるので自分で選べます。)

そして主に以下の3ステップで参加者はお題に対して考えていきます。

①インスピレーション(刺激・ヒント)
②コンセプティング(コンセプト化)
③エバリュエーション(評価)です

まずは①で、お題に対して何か使えそうなものはないかと共有していきます。
次に②で、①ででてきたものを参考にし、具体的なアイデアを出していきます。
そして③で、そのアイデアに対して皆が自由に評価していきます。
評価は企業の方々もしてくれたりするので、モチベーションも上がりますね!

MIRAI TWEET COMPANYも去年はTwitterと連動したHPを作ったのですが、メインがtwitterだったために、人の意見を参考にしてアイデアを出すということがあまり起きませんでした。

このOpenIDEOのサイトまではいけないにしても、今年度はHPをもっと強化して、人々がコラボしながら自由にアイデアを出せる環境作りをしたいと思います!