2011年1月31日月曜日

第2回トライアルワークショップ ~補足編~

第2回トライアルのワークショップのレポートが書かれたので、ここではこのワークショップの背景についての話をしようと思います。まずは、このワークショップを行うにあたって、参加者への説明に用いたスライドを載せますのでご覧下さい。


今回のワークショップでは、13人の参加者の方々に対して、第2回トライアルで集まったツイートを基に
「2030年の社会人の必須アイテム」
「2030年の働く女性の姿」
「2030年の教育」
「2030年の夕食の風景」
を考えてもらうというものでした。

今回のワークショップの目的は大きく2つありました。
  1. トライアル参加者の方々に未来像をまとめてもらう
  2. 新しいワークショップの手法への挑戦
第1回目のトライアルでは運営側がツイートを基に未来像をまとめていくという方法を取りました。これに対して、2回目の今回は「まとめて形にする」という作業を参加者に委ねてみよう、というスタンスを取ることにしました。どちらの方法も一長一短あると思いますが、今回のトライアルでは参加者の参加度を高めることを1つのテーマとしていました。

今回の方が参加者へのFBとしての効果は高いように思われます。13人の参加者の中にはトライアルに積極的に参加してくれた方々も多かったので、コアサポーターの方同士で仲良くなってくれないかな、という狙いもありました(笑)

また、今回は前回と違ったアウトプットの出し方を試しました。スライドの中にもありますが「Design the box」と「Cover story」ですね。未来という不確定な事象に対するアウトプットの出し方というのは難しい課題が多いです。プロトタイプを作るというのは難しいし、実現してしまうものであれば「未来」とは言い難い。そこで、アウトプットや発表の方法というものも工夫が必要になってきます。

前回のワークショップではいわゆる「Story board」、20年後のストーリーを発表してもらうという形式を取りましたが、これだけでは様々な事象に対応できるとは思えません。そこで今回は…
  • 「モノ」を考える時に強い『Design the box』
  • ストーリーにしづらい、「ライフスタイルや価値観」に強い『Cover story』
を採用するに至ったというわけです。あとワークショップに参加できなかった方々に向けて(そして今回のワークショップを映像資料として残すため)Ustreamでの生放送にも挑戦しました。発表の様子は以下の映像をご覧下さい!

<前半>


<後半>




(途中でネットの接続が切れたため、やむを得ず前・後半に分けました…orz)

今回のワークショップに関するレポートは以上になります!ワークショップに参加してくださった学生や社会人の皆様、本当にありがとうございました。そして、また機会があれば、よろしくお願いします!