2010年6月15日火曜日

未来の交通システムと社会受容性

こんにちは
火曜日担当のtomyです。

今回は未来の交通システムについて書きたいと思います。

http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20080304_sky_tran/
以前未来の交通システムについて情報共有したもので、この乗り物は好きなところで乗車でき、好きなところで下車できるというシステムなのですが、このような交通システムが実現されるとかなりかっこいい街になっていくと思います。

このような新しい交通システムを想像するだけでもワクワクできます。また、昔から未来は空飛ぶ車になるんだなどと言われているので、昔から未来の交通システムについての関心が高かったと言えます。

ただこのような未来の交通システムがまだ実現に至っていないのは、「社会受容性」が関わってくるのではないかと考えます。

いくら便利になるからといっても、世間の人々の共感が得られていないものはなかなか実現するのは難しいものです。

既存のものをかなりバージョンアップして便利にしたものが登場すると、人々は受け入れる傾向があると思います。
例えば新幹線。今まで電車というものは存在していましたが、新幹線は500キロもはなれた場所は今まででは考えられなかった早さで結ぶことができるようになったという具合にバージョンアップしました。
さらにはテレビ。ほんの5年10年前までは箱型のテレビが当たり前だったのが、今は薄い液晶画面にバージョンアップされました。
そして最近ではリニアモーターカーです。電車からかなりのバージョンアップです。

ただ、リニアは社会受容性がありそうなのですが、新幹線の新駅建設には反対の人が多いということにも注目していきたいです。
バージョンアップしていいものを作ったからといって、調子にのってそこまで必要のないものを作ってしまうとたちまち社会受容性は低くなっていると思います。

話がかなり脱線してしまいましたが、要は未来の交通システムはたくさんの人々が本当に受け入れてくれるのだろうかということです。
通勤中のサラリーマンが満員電車をどうにかしてほしいと思って、混雑が解消される交通システムを待ち望んでいると思います。
でも、通勤以外では友人・家族とゆっくりと電車に乗ったり、ゆっくりと車でドライブしたいと思うこともあると思います。

何か製作するときでも、みんながイイと思えるものを作るときは早く作業が進むものですが、少しでも本当にイイのかと思ってしまえばなかなか作業ははかどりません。

まぁ未来の交通システムについてはこんな単純な解釈していいのかわかりませんが・・・、

最後に言いたいことは、僕たちミライ班はみんなが未来についていろんなことを考えていく環境を整えるとともに、みんなの未来像がどれほど社会受容性があるのかも慎重に検討していきたいということです!

1 件のコメント:

  1. 「社会受容性」が大事。なるほどなるほど。
    ただ単に便利な機能をどんどん追加したからといって人々の中でヒットするわけではない。
    ユーザー視点が大切。つまりデザイン思考??w

    携帯電話でも同じことが言えると思います。
    今の携帯って本当にいろんな機能がついていて、10年前には写メが搭載されてみんなすごい驚いていたのが信じられないくらい多機能化が進んでいっている。
    でも実際のところ、携帯電話の販売数は年々減少していて(もちろん携帯市場が飽和市場にはいっているという原因はあるけど)、その現状を見ると「多機能=便利」→人々が本当に求めているもの、とは言い難いかもしれません。

    そうするとミライtweet labのように、みんなの未来像の意見や考えを抽出する場って大切なのかも。

    返信削除