「押した場所と違うキーが反応してしまった」
このような経験をされたことのある方は多いのではないでしょうか?
現在、iPhoneをはじめとする携帯電話、電車の切符売り場、銀行のATM、居酒屋の注文パネルなど、生活のあらゆる所にタッチパネルが増えています。
しかし、「押したのに反応しない」、「押した場所と違う場所が反応してしまった」など、タッチパネルには使う側が意図していない誤作動を起こすこともあります。
その点、アナログキーは「押している」という操作の感触を実際に感じることができます。
アナログキーを押しているのに反応がない場合は「おかしい」と考えることもでき、いくら押しても反応しないと「壊れているのではないか」と考えることもできます。
また、実際にボタンを押している感覚など、「押しているなぁ」という感触を得ながら操作することで安心感もあります。
このように、タッチパネルがどんどん普及していても、やはり実際に押しているという、アナログ的な感覚はあった方がいいこともあります。
そこで、タッチパネルでありながらも、押しているという感覚を得ることができる技術の研究・開発が行われているみたいです。
http://www.interaction-ipsj.org/archives/paper2005/pdf2005/interactive/A107.pdf#search='タッチパネル 押下感'
最後の方は難しいことを書いていてわかりにくいですが、要は「ボタンなどを押す際には指先からの触覚などを通じて抵抗感を感じるから、その抵抗感をうみだそう」ということみたいです。
最近はタッチパネルが日常化してきましたが、幼いころから慣れ親しんでいるアナログ的な感覚も残っていてもいいのかなと思いました。
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